「毒親に会いたくない!」という理由で、身内や知り合いのお葬式に行くか?行かないか?
毒親との関係に悩んでいる方にとって、とても難しい問題だと思います。
実際その場面に直面した私の見解は、次の通りです。
・葬儀に参列するかしないか、まずは直感を大切に。
・「毒親に会いたくないからお葬式には行かない」という考え方もあり。
・参列しない場合には、その旨返事はきちんとする。(メールLINE電話なんでも良い)
・故人への弔いの気持ちが強く、毒親に対して割り切れるなら参列するのもあり。
お葬式に行かないなんて非常識な!という声はいったん横へ置いておいて、
「どうしよう・・・」と悩んでいる方へ向けて、
こんな考え方もあるよ、というスタンスで語ってみたいと思います。
目次
葬儀に参列するかしないか、まずは直感を大切にしていい
あなたのもとに一報が届いた時、どう感じましたか?
心の優しいあなたにはきっと、同時にいろいろな感情がわきあがったと思います。
「お葬式に行って、親に会うのがいや」「でもお葬式に行かないなんて、冷たい人間?」「周りからどう思われる?」
もし「行きたくない」という気持ちが少しでもあるなら、まずはその思いを大事にしてください。
心の中で思うことは、自由です。
このように感じた、という事実にフタをしないであげてください。
お葬式に行くなら、毒親のことは割り切って
いろいろな感情があると思いますが、
故人への弔いの気持ちが強くあるなら、毒親のことは割り切りましょう!
毒親にペースを乱されない、という確固たるものがあれば、目の前に現れてもきっとあなたは大丈夫。
「毒親に会いたくないからお葬式には行かない」という選択をしてもいい
一方、どうしても参列する気持ちになれないなら、「行かない」という選択も正解です。
故人を弔う方法は、葬儀に参列する、ということだけではないと思うのです。
お葬式には行かないと決めた場合ですが、これだけはしておくのが良い、と私が考えていることがあります。
それは、「欠席する、という意思表示」です。
来た連絡には、返事をしておきましょう。当たり前といえば当たり前のこと。
メールかLINEか、それとも留守電にメッセージを入れるか、楽な方法を選んでください。
淡々と、こちらにやってきたボールを、ただ返すのみ。
これができれば、あとは日常生活に戻るだけです。
私は、祖母の告別式に行きませんでした
淡々と、などと書いている私ですが、
父からの留守電を聞いてから、「行きません」とメールで返事をするまでは、
とにかく感情が大渋滞。涙が止まりませんでした。
祖母との楽しかった思い出、親に会うことになるかもしれない恐怖、温かい家族への憧れ、、、
家族がバラバラであることも悲しかった。
最後まで悩みましたが、私は自分の気持ちを優先し、行かないという選択をしました。
今でも後悔は全くしていません。
まとめ
毒親育ちの私が考える、
「毒親に会うのがイヤという理由で、親族の葬儀に行かないのはアリか?」
についての回答は、次の通りです。
・葬儀に参列するかしないか、まずは直感を大切に。
・「毒親に会いたくないからお葬式には行かない」という考え方もあり。
・参列しない場合には、その旨返事はきちんとする。(メールLINE電話なんでも良い)
・故人への弔いの気持ちが強く、毒親に対して割り切れるなら参列するのもあり。
家族の問題には、それぞれの背景や感情があるので、これ!という正解はないですが、
あなたご自身が納得できる答えを見つけていただきたいと思います。
この記事が、ほんの少しでもその助けになれば幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。